2014年9月15日月曜日

遅いのも、また楽し


メールに挑戦中の父。
「送信のところがそうしょくになってて送れないんだ!」
また、苦労して打った文面が消えてしまったらしい。
「とにかく見せて」
ああ、決定を押さないから、文字の「修飾」が出てるのか…。
今回もあっけなく解決。そのぶんガクっときてる父。
「誰になにを送りたかったの?」
あきらめないでマスターしてほしいのは、母も願うところ。
少し手伝う。
ああ、こないだアップルパイくれたの、この人だったんだ!

「これ知ってる!美味しいんだよ!誰からもらったの?」
「パパが…」と母。
「へえ、だれ?」
口が周りにくくなっている父。国際電話のつもりで返答を待つ。
「う〜…んん、友だ!」
時間だけでなく、言葉数も少なくなってきている。
ともだちと会って、ご飯を食べたらしい。

送受信BOXにはズラッと「友田」さん。
やっぱりそっちだったか。
父の返答は、一ヶ月もして正しく届いた。
外国からの船便のごとし。
それもまた、楽し。

さて、今朝は少し忙しい。
支柱の片付けは母の仕事。長さ、太さを分けて、あちこちにしまう。
昨日、頼んだからやってくれたらしい。
「特長は置いてあるから縛って裏に立てかけて。こんどほかのもしまい方教える」
はい、よろしくお願いします。
「それからネギ、早く蒔かないと」
え、まだそれはいいって言わなかった?
「見てみて、適当に言ってるから」
種の袋の裏を見る。必要なことはちゃんと載ってる。
「蒔いたら水やったらいけないんだって!」
「え?ほんと?」母も初耳。
「土は化学肥料も入れるようにって。入れてみる?」
「書いてあるとおりにやってみて。やらなくてもちゃんと育つけどね」
確かにいつもおいしいワケギがたくさんできる。
書いてあるとおりにやったら、どんな変化が出るんだろう?
マニュアルは、母の経験をプラスするところに生きるだろう。

今朝は土作り終えたいんだけどなあ。
テキパキやって、全部こなすぞう!