4年前から習い始めたヴァイオリンの先生です。
小学生のときに少し習ったことはあったけれど、
35年も経って、ドレミが弾けるとは思いませんでした。
天袋から引っ張りだした、祖母から受け継いだヴァイオリン。
これは駄目にしてはいけないと、慌てて修理に出し、
そのときに、その楽器店でやっているレッスンに誘われました。
習い始めると、これが面白い!!
すぐに夢中になりました。
先生も優秀な方で、それは楽しいレッスンでした。
昨年末、先生が産休に入られたとき、夢中でやっていた3年半を振り返りました。
私は本当にヴァイオリンが好きなんだなと気づき、心を新たに、
真剣にヴァイオリンと向き合おうと思いました。
10年後に、クラシックを弾けるようになりたい!
そんな目標を立てて、自分なりの計画を立てました。
産休の間の先生には、計画を伝え、基礎からのレッスンをお願いしました。
そして半年、ずいぶん熱心に教えていただきました。
目からウロコもたくさん落ちました。
そんなとき、ご近所に、演奏家の方がいることが分かりました。
たまたま出向いたコンサートで、すばらしいな…と思った方でした。
今の教室は、片道1時間かかります。引っ越したので、遠くなったのです。
ご近所というのは魅力でした。体力的にもかなり楽です。歩いて1分ですから。
そんなこんなで、先生を替わることにしました。
まさか、こんなことになるとは自分でも思いませんでした。
最初の先生に、一生、教わりたいと思っていましたので。
事情というのは、変わるものなのですね。
今度の先生は、個人宅なので、時間でパキッと切られることもありません。
座ってお話しすることもできそうです。
まずは私の10年計画を、ようくお話しし、アドバイスいただいて、
夢の実現に向けて、新たなスタートを切ろうと思います。
そしていつか、お世話になった先生方と、どこかで一緒に演奏ができたらなあと、
そんな形でご恩返しができたらなあと、思っています。