2013年9月5日木曜日

生命保険のススメ


生命保険加入暦30余年。
現在、5つの保険に入っています。
ここへきて思うのは、入っていて本当によかったということです。

継続の危機は何度もありました。
十代の頃に母親が入れたものでしたので、まずは内容が分からなかった。
説明を聞いたこともありますが、よく理解できませんでした。
それでも払った分はやがて戻ってくるとのことでしたので、
深くは考えずにそのままにしていました。

最大の危機は、収入が減ったときです。
保険の内容をよく調べ、その中のいくつかをやめたいと言いましたが、
母は頑としてやめさせてくれませんでした。

保険は、そもそも相互扶助の考えから誕生したものです。
みんなで持ち寄ったお金を、必要なときに、必要な人が使えるようにする仕組みです。
目の前に困った人がいたら、損得考えずに、とっさに手を差し伸べますよね?
立場が逆のときには、純粋に感謝しますよね?

保険には、その精神が根本にあると思います。
自分が支払った保険料は、自分に戻ってこなかったとしても、どこかで人を助けているのです。
反対に、自分が必要になったときには、誰かに助けられているのです。

「お金は天下の回りもの」とはよく言ったものです。
人に施せば、またどこかで自分に返ってきます。
「保険」というものの本質を知り、「相互扶助」の仕組みを利用することをおすすめします。

ただここに、少なからぬハードルがあることも否めません。
どの会社の、どの商品を選べばよいのか、そもそも誰に聞けばよいのか、
さっぱり分かりませんよね?

まずは、保険の内容をよく知ることが大切です。
これは、少しの努力で誰でもできます。
それがしいては、信頼できる営業マンとの出会いにつながります。

今は、ひと昔前のように、貯蓄型の保険にメリットはありません。
保障内容をよく調べた上で、負担のない範囲での加入をおすすめします。