2013年4月18日木曜日

今どきの眉に救われた

唐突ですが…眉の形には、ずーっと苦労しています…。
手入れをしなくても、形の良い人っていますよね。ほんと、うらやましい。

私の眉は典型的な八眉で、眉山というものがありません。
毛も多く、まぶたの上までたくさん生えています。
眉山を作るには、どうしても半分くらいは抜いてしまわなくてはなりません。
何もないところに眉を描くのは、これまた難しく、
生まれてこのかた、満足のいく眉が描けたことってあったかな?
上がり過ぎたり、濃過ぎたり、左右がちぐはぐだったりと、苦戦一方。
流行もあったりなんかするので、もう手に負えません。
いつだったか、気がついたら全部、毛がなくなっていたことがあり、
とんでもない場所に眉を描いており、
「麻呂みたい…」とひどく笑われたことがあったっけ…。
そんなこんなで眉に対する苦手意識は尋常ではありません。

先日、友人が、今どきの眉は、自毛を生かすのよ…と教えてくれました。
「あなた半分、眉ないよね」と、痛いところを突いてきた。
さあたいへん!!
とりあえず、せっせと抜いていた眉を、生やしてみることにした。
いつもなら、敵に抜くところだが、一週間ほど我慢した。
ところが以前と様子が違う。
まず、毛がまばらにしか生えてこない。
うん十年間、抜き続けると、毛根が駄目になるのかしら。
次に、なんだか変なカーブを描いて伸びている。
これも毛根が傷んだためかしら。
これが自分の本当の眉なのだからと、ラインでなぞってみた。
そうそう!!
小学校の自分の顔を思い出した!!
こんな顔して映ってる写真がいっぱいあるじゃない!!
いやあ、なつかしい。
これがほんとの私の顔!!
お久しぶりです…という感じだわ。
数日もすると、抵抗感もなくなり、今ではすっかり自分の眉に慣れてしまった。
なんだか情けない顔だけど、これが偽らざる自分なのだ。

これでいいのだ!!
かっこなんかつけなくていいのだ。
もう流行など気にしない。
お気楽、極楽!!